政府推奨の節電プログラム。これってやる意味あるの?

時事

こんにちわ、カガヤです

梅雨が一瞬で消え去った2022年6月。6月後半から7月頭にかけ、政府から「ちょっと電力やばい。日本国民節電に協力してくれん?」といった内容の呼びかけが出されました。

「節電プログラム」と銘打った節電のお願いですが、それってどうなの?と思った方も多いのではないでしょうか。

なにせ時期は夏。ゆだるような暑さ、とはよく言ったもので、高温多湿な日本の夏は毎年死者が出る程のものです。そんな中、「節電お願いします!エアコンあんまり使わないで節電して!」と政府から通達が来たわけですが……。いやあ、国民の命は電力以下なんですかね?

けれども節電の呼びかけがきたということは、下手をすれば電力がスッカラカンになり停電、といった事態になりかねません。

節電のためエアコンを切れば暑いし不愉快。我慢を続けていたら最悪、命に関わるかもしれない。政府推奨の「節電プログラム」って、やる意味はあるのでしょうか?

節電によるメリット、デメリットを比較しつつ、管理人の意見や感想も交えて書いていきたいと思います。

節電プログラムってなに?

電力需給の逼迫のため、2022年(令和四年)6月に政府が国民へと出した節電のお願い。提供は電力会社。

「節電プログラム」に参加した家庭には2000ポイントの付与がある。

節電を呼びかけた際に出た第一声は「エアコンの使用を控えて!」といったものだった。
※今年(令和四年)の6月は異常な暑さ。日中30℃超えが多発していた

メリット

  1. 参加申請をすれば、2000ポイントもらえる(※初回のみ)
  2. 1kWの節電で5円分のポイントがもらえる
  3. 節電の結果、毎月最大80円~130円ほど電気料金が安くなる

個人の意識にもよりますが、ヤクルト一本分ほど、電気料金は安くなるようです

デメリット

  1. 暑い中で過ごす
  2. 快適感が得られない
  3. 脱水、熱中症の危険性がある
  4. 最悪命を落とす危険性がある

こうしてみると文明の利器は偉大ですね。なんて儚いんだ、人の命……

節電をする意味はある?ない?

結論から言うと、節電する意味はありますが、必要はありません

意味は言わずもがな。電力が底をつき、文明の利器が使えなくなって苦しい思いをするのは私たちですから、使用電力を削る節電の意味はあります

これから本格的に突入する夏には欠かせない、対サマーウェッポン。エアコンや除湿器、扇風機といった物もそうですが、なにより病院の機能が停電によって麻痺するのが一番最悪です。数百、数千の人間が一斉に死にます。

ですからそんなケースに陥らないため、節電をする意味は大いにあります。けれど快適な環境を我慢し、自分の命を天秤にかけてまで無理にする必要はありません

つまりエアコンや扇風機といった冷房機器は積極的に使い、その他の電気機器……テレビや照明、刺しっぱなしのコンセントなどから削っていくのが良いと思います。

「エアコンの使用は控えて!」と言われるとついそちらに目がいってしまいがちですが、電力で動く機器はエアコン以外にもたくさんあるんですよね

暑いのを我慢し、結果熱中症で救急搬送。入院費で数万かかり、下手をすればあの世逝き……。率直に言って、アホらしいにも程があります。人命と節電によって浮く代金。不快感を感じる時間と、それによって浮く代金。それらについてよく考えてみて下さい。

そもそも、文明の利器というのは私たち人間の「あ~これ不便。もっと楽出来たらいいのに」といった怠惰とワガママから発展を遂げたものです。ですからエアコンといった環境を調節する機器は、不快な環境を快適に整えるために作られた物なワケです。

つまり暑い季節には涼しく。寒い季節には居住空間を暖かくするため、使われてなんぼの物なんですね。なのにそれを使わない。なぜ、エアコンを買ったのか。インテリアか何かですか?

ですので、そういった生活環境を整える機器の使用を控える必要はありません。その他の物で帳尻を合わせていきましょう。

パッと思いつく例だけを挙げてみても

  • なんとなく付けているテレビを消す
  • 昼間でもなんとなく点けている照明器具を消す
  • トースター、炊飯器、スマホやゲームの充電器などの刺しっぱなしで放置されたコンセントを抜く
  • 使い終わった据え置き型のゲーム機の電源コードを抜く

など。身の回りだけで、これだけ余分な電力を消費しているであろう要素が出てきます。こういった余分に気を配るだけでも、かなりの電力が浮くのではないでしょうか!

まとめ

  • 節電の意味はあるが、無理にする必要は無い
  • エアコンや扇風機などの環境を調整する機器は使う
  • テレビや昼間の照明、刺しっぱなしのコンセント等の余分から削っていく

あまり派手に使っていると電力が底を尽き、苦しい思いをするのは結局私たちです。ですので、人命に関わらない要素と範囲から、しょうがねえなあといった心で協力の姿勢をみせてあげましょう

「節電プログラム」に参加した初回限定の2000ポイントと、安くなるかもしれない月々80円~130円。それらと自分の命、そして快適な空間で過ごせる時間を天秤にかけ、判断するのが大事です。

ぶっちゃけ、電力に頼る方向で文明を発展させていっているのに、そのための供給が間に合っていない、というのも恥ずかしい話ですよね。本末転倒というか、目先のことしか見えていないというか……。だからこそ、「エアコン控えて」なんて言葉も出てきたのかもしれません

政府推奨の節電プログラム。これってやる意味あるの?ということで簡単にまとめてみましたが、いかがだったでしょうか!

暑さが勢いづくばかりですが、健康を第一に、日々を過ごして下さい。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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